2009年12月26日土曜日

夜行列車がなくなる…

来年2月のダイヤ改正で、上野-金沢間を結ぶ寝台特急北陸と急行能登が廃止される。
これで、毎日運転される、客車式ブルートレインは下記のみとなる。
・日本海(大阪-青森、24系25型)
・あけぼの(上野-青森、24系25型)
・北斗星(上野-札幌、24系25型)

北斗星は豪華な寝台が多く個室中心なので、気持ち的に微妙だが、伝統の24系25型客車を使用し、開放式2段式B寝台も連結しているので、こちらに該当すると思う。

一方で、定期ではないブルートレイン、厳密にはブルートレインではない寝台列車として、下記のものがある。
・トワイライトエクスプレス(大阪-札幌、不定期寝台特急、24系25型客車)
・カシオペア(上野-札幌、不定期寝台特急、E26系客車)
・はまなす(青森-札幌、客車寝台急行、14系・24系25型客車)
・きたぐに(大阪-新潟、電車寝台急行、583系電車)
・サンライズ出雲(出雲市-東京、電車寝台特急、285系電車)
・サンライズ瀬戸(高松-東京、電車寝台特急、285系電車)

寝台のないものとして、下記のものもある。
・ドリームにちりん(博多-南宮崎・宮崎空港、電車特急、783系電車)
・ムーンライトえちご(新宿-新潟、臨時快速電車、485系電車)
・ムーンライトながら(東京-大垣、臨時快速電車、183系・189系電車)

北陸の廃止で、厳密な意味での14系寝台客車がなくなってしまう。(一部、はまなすで使用している)
かつて、途中で分割併合を行うブルートレイン(さくら、いなほ、出雲、紀伊など)で大いに役立った客車だった。スハネフ14の車両にはディーゼル発電機が搭載され、24系のように電源車が必要なことがなかった。昔、14系ブルートレインを見たことがあったが、車掌室のあるスハネフ14に発電機から大きな音を発しながらホームを出て行くのを懐かしく思う。


客車寝台は残れるのか…

東京からは、すでに機関車でひかれる客車寝台はなくなり、寝台電車のサンライズ出雲・瀬戸と不定期快速電車のムーンライトながらのみとなった。理由は、東京や大阪などの電車密度の多いところで、加減速性能が低い客車はとても邪魔になってしまう。
そして、寝台料金はとても高い。一番安いB寝台で5~6千円くらいである。ビジネスホテルで宿泊すると、安いところなら5~6千円で泊まれる。しかも、テレビや風呂・シャワー室付きがほとんどだ。もちろん、個室である。設備面で不利なのは明らかだ。新幹線か飛行機で移動し、ビジネスホテルで寝た方が安心する人の方が多いと思う。その意味で、設備的に遅れた客車寝台は淘汰されてなくなっていくと想像している。
その上、24系25型客車の製造年は1974年から1980年とすでに30年は過ぎている。以前出雲号を見たときも車体の塗装がはげ、いたるところにさびが見えていたことを思い出す。あれから数年経っているのを考えると、24系25型客車の老朽化は相当進んでいるはずだ。
加減速性能、車両の老朽化を考えると、14系・24系25型車両はすべて淘汰されてしかるべきだ。
あとは、夜間勤務に伴う労働条件の改善・人件費の問題等があるだろう。夜間勤務は通常の勤務と比べて人件費がふくらむ原因となると思われる。また、夜行列車が途中駅で停車すれば、駅の駅員の人件費・水道光熱費が上乗せされる。さらに、貨物列車の運行の妨げになる可能性もある。


新しい夜行列車の形

夜行列車の新しい形は、次の3つだと私は考える。
  • 新しく客車を新製し、豪華列車として運行する
    鉄道好きの私にとって嬉しいのは、この形だ。
    実際は難しいことだろうが、プレミアム列車専用の車両とし、ある程度の高速運転に対応できれば嬉しいと思う。
    たとえば、トワイライトエクスプレスのように、「列車に乗る」こと自体がプレミアムになれば、この形が一番嬉しい。
  • 電車化・気動車化する
    東京・大阪近郊路線の間を縫って客車列車を運行するのは、ダイヤを乱す原因になる。なら、ダイヤを乱さないよう、電車にするのも一つの手である。その例がサンライズ瀬戸・出雲である。東京発のブルートレインがすべて廃止された中、この寝台電車だけが残った。285系電車は最高時速は130kmであり、起動加速度も485系を超えている。
    気動車もキハ187系のような気動車であれば、起動加速度・最高時速もダイヤを乱すことはない。ただし、音の問題はあるだろう。
    ただし、これらを実現するのであれば、おそらく285系のような寝台電車ではなく、単なる夜行列車であり、座席で寝ることになるだろう。サービス低下は免れない。
  • 夜行列車から撤退
    今回のような北陸・能登の例である。
    代替手段として、新幹線を延伸したり、JR以外の飛行機・高速バスを利用してもらうことになる。


夜行列車の未来は暗い、しかし…

JRは民間企業である以上、まず利益を確保する必要がある。そのためには不採算部分に手を入れざるを得ない。
寝台電車は人件費の高い夜間に社員が働く必要がある上に、列車あたりに乗れる人も少ない。それに、昼間の長距離輸送手段として飛行機が普及し、ホテルの宿泊料金が安い今、夜行列車が増える可能性は少ないし、さらに減少するだろう。夜行列車の未来は暗い。

しかし、新幹線が開業し、在来線が第三セクターに移行しようとも、貨物輸送の線路は必要だ。線路が残れば、採算さえとれれば夜行列車を運行することは可能だ。
かつて、いままでの寝台列車より遥かにサービス設備を良くした20系寝台特急あさかぜが登場すると、皆が20系寝台を賞賛し、いつしかブルートレインと呼ばれて全盛期を迎えた。
そして、トワイライトエクスプレスは展望室があるなど豪華な設備で予約が難しいくらいの乗車率を誇るプレミアム列車である。
ならば、サービス設備の良い豪華で高級な列車を運行し、JR各社の枠を超えて本気で売り込みをかければ、日本に2~3本程度であれば生き残ってくれるのではないか。

2009年12月16日水曜日

英国で日本の車両を使った高速鉄道が本格運用開始

もう、数日前になるが、英国で走るClass395(通称Javelin)が本格的に運用を開始した。
開始に当たっては、ブラウン首相も姿を見せ、期待を寄せてくれた。
限定的な運用としては、2009年6月29日から開始していて、2009年12月13日の日曜日に本格的な運用が開始したのだ。この間に目立った故障等もなく、スムーズな運用を行っているため、地元の人に好意的に受け止められてくれている。
(どこのサイトか失念してしまったが)メンテナンスをする側にも、故障が少なくて助かるといったコメントがあった。
このような地元の利用者、メンテナンスをする人が喜んでくれるのを見ると、嬉しくなってしまう。


欧州高速鉄道進出への足がかりになってほしい

Class395は、タイトルにもあるとおり、日本のメーカー日立製作所が開発した車両である。線路の保守等は地元英国が引き続き行うが、車両のメンテナンス等は日立が行う。その意味では車両の海外進出において大きな意味を持っている。
2009年11月30日、日立製作所はフランスの高速鉄道車両の製造入札に参加する意思を表明した。
これには驚いてしまったが、日本国内での伸びが見込めないことや、近年の業績を考えると、よく表明してくれたと思っている。
もちろん、入札の参加表明なので決まったことではないし、地元のアルストム社やドイツのシーメンスは欧州での高速鉄道車両制作の実績があるため不利なのは事実だ。
だが、英国にて安全・正確で故障のない高速鉄道が運用されれば、参入のチャンスは大きくなる。
加えて、ドーバー海峡を挟めば、標準軌で線路は結ばれている。2009年2月12日、日立は英国内に新工場を建設し、地元から雇用すると発表している。このことから、甲種回送ができれば線路を使って、英国の工場から欧州全体に向けて列車を供給することが可能だ。(もちろん、海上輸送・トラック輸送も可能だろう)


日本の新幹線技術を世界に

台湾にはJR東海が中心になって、川崎重工業・日本車輌製造・日立製作所が車両を提供し、スラブ軌道を日本の土木会社が受けた。(欧州や韓国が請け負った部分があるが、券売機でスロットマシン状態になったり、土木の手抜き工事部分があったり、分岐機に不具合があったりと、日本以外が請け負った部分でいろいろとある)
中国では公式な発表がないが、JR東日本が中心になり、川崎重工業が合弁で制作した「CRH2」車両が大量に作られ、全土で使われている。(こちらは、設計速度以上のスピードで走らせて、問題になった)こちらは、近いうちに新しい設計の高速車両が日本から投入されるだろう。
ベトナムは、新幹線方式の採用が正式に決まっている。
アメリカ・ブラジルの案件も、手を抜かなければ日本も参入が狙えるだろう。

ただし、日本国内の鉄道事業も手を抜いて欲しくない。
日本国内を見れば、JR東海が2025年にリニア中央新幹線が開業予定である。車両は日本車輌が受け持つだろう。
その技術を元に、将来の高速鉄道技術に向けた準備を怠らないでほしい。航空機については海外メーカーが独占しているが、「高速鉄道については日本が一番だ」と世界の誰もが認めるようになってほしい。

2009年12月12日土曜日

Adobeダウンロードマネージャが動かなくなった

今日、ふとFirefoxでAdobe Flash Playerを最新に保とうと、Adobeサイトに行って、Adobe Flash Playerのダウンロードページに行った。
そこで、「getPlus+(R): Error , Installation is corrupt! (16253.202.285 - 73172312.80040154.FFFFFFFF.80040154」と表示された。どうも、ダウンロードマネージャに問題があるようだ。

原因は、eBook関連にあるらしい。

対処方法を調べると、二つの方法があることがわかった。

・Firefoxの「ツール」-「アドオン」を開き、「プラグイン」タブの「getPlusPlus for Adobe」と「Adobe DLM(powered by getplus(R))」を「無効化」する。これで、ダウンロードマネージャが表示されなくなるので、あとは手動でインストールする。
・eBook関連(KeyringPDFクライアント・ライブラリ等)をアンインストールし、「Adobe DLM(powered by getplus(R))」アドオンを削除。一度ブラウザを再起動する。再び「Adobe Flash Player」のダウンロードサイトに移動し、再度ダウンロードマネージャのアドオンをインストールすると、正常に動作する。

前者はeBookを使用しながら、Flash Playerも共存する方法。これは、Flash Playerのバージョンアップに気をつける必要があると思われる。(ブラウザ起動時におそらくFlash Playerのバージョンチェックをしないのではないかと思う)
後者はeBookを使用しない前提で、修復する方法。こちらが推奨されると思われる。

試していないが、もしかするとAdobe DLMを再インストールすると、うまくいくかもしれない。だけど、eBook関連でのトラブル回避を考えると、上記二つの方が無難のように思う。

2009年12月11日金曜日

ベトナム高速鉄道計画、日本の新幹線を採用

ベトナム高速鉄道計画で、正式に日本の新幹線を採用することが決まったとのこと

日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20091211AT3F1100111122009.html

是非、高速なだけでなく、安全かつ正確な運行ができるよう、粛々と無理なく鉄道敷設してほしい。そして、ベトナムのみなさんに喜んで利用してもらえる鉄道になってほしい。

ベトナム高速鉄道計画(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ベトナム高速鉄道計画

2009年11月5日木曜日

松江市のページを徐々に更新

最近、松江市について紹介するページを更新している。
Googleマップを使って、どこに何があるかを設定しているが、できあがると個人的にはかなりおもしろい。
上空写真の状態で、いろいろクリックしたりしてみると、瞬時に移動する物だからなかなか快適でおもしろみがあるのだ。
まだまだ、設定していない部分があるので、これからもいじらないといけないが、誰かがこれを見たときに、なかなかおもしろいと思える物になっていくと思う。

あと、写真のアップがいるなぁ。ああ、面倒くさい(;-.-) けど、みなさんに価値のあるものになりそう。

水都 松江
http://sites.google.com/site/hikichin/home/matsue

2009年11月3日火曜日

ドナルド・キーン氏講演

今日、山陰文芸協会15周年記念講演のドナルド・キーン氏の講演を聴くことができた。
話の内容は、キーン氏著「私と20世紀のクロニクル」に則した物であった。

失礼かもしれないが、キーン氏は87歳という高齢ながらも、キーン氏の目からは生き生きとしたものを感じた。おそらく、まだこれからも日本文学について勉強し、本を出していくのだろう。これからも、キーン氏の活躍していただくことを願っている。

私は、講演の後も山陰文芸協会主催の祝賀パーティーに参加し、さらにドナルド・キーン氏と高橋一清氏(元文藝春秋編集局長)との対談も聞くことができた。貴重であり、とても興奮した。
パーティーはとても楽しいものだった。好きなことを共有できる人が一堂に会すると、やはりとても楽しいものだ。
おかげで、また、小説を書きたいという気持ちにさせていただけた。

遠路はるばる来られたドナルド・キーン氏、そして、山陰文芸協会役員のみなさん、楽しい講演・祝賀パーティーを開催してくれたことに感謝します。
ありがとう。

2009年10月30日金曜日

Let's NOTE N8がきた

今日、Let's NOTE N8が自宅に届いた。
この記事は、そのLet's NOTE N8で書いている。
動作については、今のところ満足している。もたつく感じもないし、起動も速いし、快適だ。
現在は、Let's NOTE T5から移行中だ。そのうち、さらにレポートしたいと思う。

2009年10月29日木曜日

私的録画補償金制度管理協会の暴挙

最近の「私的録画補償金制度管理協会」の動きには、大いに危機感を感じている。
まず、「私的録音録画補償金制度」とは何か。Wikipediaに概要が書いてあるので、参照してほしい。

私的録音録画補償金制度 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/私的録音録画補償金制度

アナログ放送の録画であれば、「著作権法30条1項」の「私的複製」が適用され、「私的使用のための複製行為には著作権の効力が及ばない」。
ところが、デジタル録画機が普及し、オリジナルと同質の画像が提供できるようになり、かつ、ファイル交換ソフト等が広がり、オリジナルと同じ物が店頭で購入することなく取得することが可能になった。これにより、権利者に利益が得られなくなる自体が発生した。
そこで、録画できる機器やDVD-Rなどのメディアに補償金を加えることで、権利者にお金が入るようにする仕組みが私的録音録画補償金制度だ。


ダビング10があるのに、なぜ補償対象なのだ

ダビング10とは、親番組から10回までコピーを可能にする仕組みだ。消費者の立場に立てば、私はこのような複雑な仕組み反対だった。でも、できてしまったものはしようがない。
ダビング10の意図するところは「権利者を保護」する仕組みだ。権利者(著作権者)を保護できるのであれば、本来補償金制度は廃止すべきである。それを「ダビング10もするが、補償金も取る」というのは、ダビング10の本来の意図を考えればおかしな話だ。
私的複製を制限した上、さらにお金を取る。これでは、消費者が一方的に損する仕組みだ。


機器やメディアが高い限り、メディア経由の利益は減っていく

こんな状態なら、Blu-ray録画機やBlu-rayディスクの値段が高止まりしてしまうかもしれない。
余裕のある社会人なら多少耐えられるだろうが、金銭的に敏感な人や学生にとってみたら、補償金制度のせいで値段があがれば、別の方向に走り出すだろう。


消費者はネット配信に移るかもしれない

今は、音楽や動画のネット配信がある。そちらは補償金対象外だ。
ネットブックは低価格化が進んでいる。ネットブック経由で画像・音楽を取得し、楽しむことができれば、Blu-rayディスクは売れなくなるだろう。
最悪なケースであれば、誰かがBlu-rayの暗号化を破り、DVDとともに、再びファイル交換ソフトが手が付けられないくらい普及して、その中で録画された動画が普通にたくさんやりとりされることだ。あきらかに違法だが、みんながしているのだから何が悪い?となる。つまり、縛りがきつすぎて裏社会化することだ。こんなこと、誰が望む。
私的録画補償金制度が強化されて、Blu-rayや関連機器が普及しなくて困るのは誰だ?
おそらく、すべての人だ。


アナログ非搭載録画機の補償金問題は「消費者の問題」 -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091029_325185.html

【本田雅一のAVTrends】施行通知に矛盾した“文化庁著作権課見解”から見える、私的録画補償金問題に燻る火種 -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20091019_322705.html

津田大介氏「SARVHの東芝訴訟は補償金制度を崩壊させる」 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091029_325221.html

2009年10月28日水曜日

USB革命

USB3.0について、徐々に話が進んでいる。どうやら、普及はまだ先のようだが、カードや対応機器も出始めているので、少しずつはUSB3.0が広まるだろう。
今回は、USB黎明期に私が感じ、実際に機器を購入した時のことを話そうと思う。

Universal Serial Bus - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/USB


USBは乱立したインターフェースを一気にまとめた

USBが登場する1996年までは、「PS/2」「RS-232C」「プリンタポート(IEEE 1284)」「SCSI(SmallComputerSystemInterface)」と、たくさんのインターフェースがあった。

PS/2 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/PS/2

RS-232 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/RS-232

IEEE 1284 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/IEEE_1284

Small Computer System Interface - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/SCSI

私がWindows95を購入した時に使ったATXパソコンには、PS/2にキーボードとマウス、RS-232Cにモデムとタブレット、プリンタポートにプリンタ、SCSIポートにスキャナとMOドライブがつながれていた。
Windows側では、これらをプラグアンドプレイで接続してくれたため、大きな問題にはならなかったが、パソコンの背面を乱立する様々なケーブルを見ると、幻滅するものがあった。
それが、USBが出てくれたおかげで、タブレット・プリンタ・スキャナ・MOドライブはUSB一本にすることができた。特に、SCSIポートがいらなくなったのは大きかった。SCSIポートは高速転送ができるが、ハードディスクを接続していなかったため、高速転送はいらず、むしろ、品質の高いケーブルの値段が高かったり、終端抵抗端子が別途必要だったり、ケーブル長に配慮が必要だったり、ケーブルピンをおる可能性があったりと扱いは大変だった。(ケーブルのピンを誤って折ってしまった時は、OSが認識しなくてあれこれ悩んでいた)
また、デジタルカメラのスマートメディアの取り込みにはフロッピードライブを使うなど、今考えるとイレギュラーなこともしていた。これも、USB接続のメディア読み取り装置ができて楽になった。
数年前までのノートパソコンの背面にも、あらゆるレガシーデバイス用のインターフェースがあった。しかし、今はUSBのみになっている。私のノートパソコンもそうだ。
レガシーインターフェースは、おそらく、ニッチな市場でのみ活躍していくだろう。新しいOSがリリースされるたびにこれらは切り捨てられているのだから。

USBは普及が遅れたものの、当初の目的通り、レガシーデバイスを排除した。
そして、新しく使いやすいパソコンを提供した。これこそ、革命と言えるのではなかろうか。

2009年10月27日火曜日

WiMAXへの期待

今年前半、私はWiMAXの記事を頻繁に見る機会があった。そこには、関係者がその将来に期待していると書かれていたが、私にはいまいちピンとこなかった。
だが、今年夏にかけて私はレストランで執筆をしていて、何度もわからないところがあり、携帯電話を使って調べることがあった。パソコンと比較するのは悪いかもしれないが、パソコンでインターネット接続で検索するより不便であり、手間もかかっていた。そして、自宅のパソコンとのアクセスもできないし、クラウドコンピューティングもできない。時には、自宅で調査するための宿題にすることがあった。
このように、自分の部屋で作業することとの差をかなり感じてしまった中で、最近のWiMAXの動向に私は期待をしている。


世界の標準を目指す

WiMAXの規格は、「IEEE 802.16e」として、厳密には「モバイルWiMAX」として定義されている。
そして、インテルのチップセットにWiMAXをサポートするチップが既に存在し、この秋のWindows 7発売を機に多数発売された。
マシンの準備はできた。次は管理する事業者だ。
今の時点では基本的に一社だ。現時点ではこれがベターだ。下手に乱立すると、混乱を招く。
あとはエリアの拡大だ。2009年12月くらいにはかなりエリアが拡大される模様だ。松江でも12月に中心市街であれば問題ない。


プロバイダ側でセット割引を

あとは価格だ。
ノートパソコンのチップセット内蔵WiMAXを使うのであれば、自宅にインターネット回線をつなげていても、さらに接続料を払わなければならない。
加えて、チップセット内蔵WiMAXを使うパソコンを複数使うと、さらに接続料がかかる。家族で複数使えば、家計に負担がかかるはずだ。その点を改善してほしい。
WiMAX接続料が現在の半額程度になれば、私は確実にWiMAXを使うだろう。
そのときに感じる便利さは、現在とは比べものだろうと思う。

2009年10月26日月曜日

ディスプレイ出力の動向

今日、ビデオ周辺機器の標準化団体VESAから、重要な発表があった。
2014年を目処に、現在主流を占める「アナログRGB出力」「DVI出力」を廃止するというのだ。

【PC Watch】 VESA、DisplayPortの対応状況を説明 ~2014年をメドにDVIとアナログVGAを廃止
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091026_324463.html

これは、一大転換である。なぜ、このような発表をしたのか。


ビデオカードのアナログ出力はノイズを発生させる

パソコン本体の内部は、実はノイズの嵐だ。その大きな発生源はビデオカードだ。
なぜか。ここから、憶測が混じるが、それは、グラフィック出力の際に行うデジタル→アナログ変換において、ノイズが発生するためだと思われる。つまり、パソコンにアナログ部分が存在する限り、ノイズは発生してしまうのだ。
「アナログRGB」「DVI」インターフェースともに、規格としてアナログ信号線を持つ。そのためノイズがどうしても発生し、高解像度を実現するのを妨げていると考えられる。
対して、「HDMI」や「DisplayPort」は完全なデジタル信号だ。アナログ変換を行うノイズの発生・画像の劣化の可能性は少ない。
その上、コネクタを小さくできる・マルチディスプレイが実現しやすいなどの利点がある。
著作権団体に対しては、著作権保護機能があるのも指示されるだろう。


さらに新しい世界へ

最近はおもしろいようにわくわくさせる規格が出てきて嬉しい。
DisplayPortの他に、WiMAX・USB3.0だ。特にWiMAXには期待している。これは、また後日語りたい。

過去、レガシーデバイスを置き換える上で、もっとも革命的なインターフェースがUSBだった。USBは、PS2キーボードとマウス・ゲームパッド・SCSIカード・プリンタポート(セントロニクスインターフェース)・RS-232Cを飲み込んだ。
ただし、アナログRGBインターフェースは、基本的にDOS/Vパソコン黎明期から、未だに変わることなく、今日まで主流となってきた。それが、今DisplayPortに変わろうとしている。


DisplayPort - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/DisplayPort

2009年10月24日土曜日

関西国際空港ハブ化と鉄道

最近、橋本知事が関西空港をハブ空港化することを望むとの発言をニュースで聞いている。
この発言に、みなさんは賛否両論だろう。困惑している人も多いはずだ。
基本的に、私は橋本知事のハブ空港化発言には賛成だ。

関西三空港とも赤字
関西には「大阪国際空港(以下、大阪空港)」「関西国際空港(以下、関西空港)」「神戸空港」がある。そのすべての空港が赤字なのだ。
大阪空港は飛行機の便数が多いのになぜ赤字なのか、不思議に思うかもしれないが、東海道新幹線ができたことと、騒音対策にかかる費用のため、すでに赤字体質に変わっているようなのだ。
詳細は、Wikipediaの「関西三空港の経緯と現状」を参照してほしい。

関西三空港の経緯と現状(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/関西三空港の経緯と現状

関西三空港のこれからについて私見
では、これからどうすればいいのだろうか。
私見を述べれば、下記のようにしたほうがいいと私は思う。
・神戸空港の廃止
・大阪空港を国内便限定の空港に降格
・大阪空港の騒音対策費用削減と騒音を出さない航空機のみ離発着を許可する
・関西空港へ乗り入れる鉄道網の強化

神戸空港は、できたこと自体論外だと思っている。需要予測があまく、ビジネスとして成り立たない時点で撤退すべきである。(東京を中心に考えれば、基本的に新幹線が強い)
大阪空港は、国内線限定の空港にするべきである。橋本知事は廃止といっているが、そもそも大阪空港は兵庫県にある空港なので、大口たたいても仕方がない。(そこが橋本知事の個性なので、別に悪くはない)関西空港を活性化するという意味では、大阪空港から国際便を外すことで、効果は多少上がるだろう。ただし、アクセスの改善という前提があるが。
それから大阪空港は現在でも騒音対策にかなりのお金をかけている。騒音が問題なら、その対策を航空関係者に求め、騒音の少ない航空機に切り替え、国ではなく民間の力で騒音対策をしてほしい。
そもそも、大阪空港は周辺自治体にとって騒音問題から反発を受けていた。それが関西国際空港ができて、廃止論が出た途端、存続運動が出ること自体、おかしな話である。
最後に、関西空港穂乗り入れる鉄道網の強化をする必要があると私は思っている。
関西空港の一番のネックは、関西空港が遠いということだ。それを改善するため、乗り入れている鉄道網を改善する必要があると思っている。これについて、私の考えを言いたいと思う。
橋本知事の言われるリニアモーターカー発言は、私は無視しておこう。少なくとも、JRマグレブ方式では半世紀は難しいだろう。

関西空港を結ぶ路線の整備
関西空港を結ぶ路線については、以前からあったようだ。
それが、新大阪-JR難波駅・汐見橋駅(南海電鉄)を結ぶ「なにわ筋線」だ。
大阪と関西空港を30分で結ぶこの構想は、私も賛成である。
駅も、JR大阪駅近くにある梅田貨物ターミナル近くに梅田駅が作られるし、北の最終地点が新幹線と乗り換えられる新大阪駅となる。
そして、梅田貨物線の単線解消・開かずの踏切対策と同時に、西九条駅での下り進入の際に上り環状線をまたぐという路線上の問題、環状線を走るために速度が遅いという問題が解決できると期待している。
同時に、私は阪和線の高架事業も加えて行ってほしいと思っている。

阪和線(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/阪和線

阪和線は、開かずの踏切が多数存在する。そのため、踏切が開くのを待たずにくぐり抜ける人が絶えないとのこと。これは大変危険な行為であり、おそらく事故になりかけている件数は多数あるはずだ。それならば、なにわ筋線を作ると同時に阪和線の高架化も行うといいと思っている。
できれば、阪和線の高速化事業も併せて行って、160km運転できればという妄想もあるが、現実には騒音やコストの問題もあって、実際は120・130km運転がせいぜいだろう。

ハブ空港化するなら、是非鉄道整備もセットで
橋本知事みたいにリニアモーターカーの整備を望むわけではないが、関西空港をハブ空港化するなら、地元のみなさんにも恩恵を受けられる「なにわ筋線の開通」「阪和線の高架化」をセットでしてほしいと思う。
鉄道の高速化を行うことで、中心部とのアクセスが良くなれば、ハブ化の意味も出てくるし、地元の鉄道利用者にとっても都合が良い。周辺地方自治体の協力も得られるだろう。
空港については、私は十分に情報を得ていないド素人である。空港自体の是非については、私見は述べたが、基本的には航空行政を担う専門家の、将来を見据えた良識ある考えのもとに進めてもらえば幸いだ。

2009年10月23日金曜日

Let's NOTE 2009年冬モデルの記事

Let's NOTE 2009年冬モデルの記事のリンクを掲載しておく。(量が多くてすまん)


【山田祥平のRe:config.sys】 ユーザー努力の省電力が虚しくなる新Let'snote
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/20091023_323777.html

【本田雅一の週刊モバイル通信】 新Let'snoteとVAIO Xに見る、新世代モバイルPCの進む道
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20091009_320645.html

【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】 Let'snote N8/S8で、パナソニックが打ち出す第3世代ビジネスモバイル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20091001_318460.html

【Hothotレビュー】 パナソニック「Let'snote S8」マイレッツ倶楽部限定モデル ~フルモデルチェンジで魅力が大きく向上
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20090930_318220.html

【山田祥平のWindows 7カウントダウン】 32か64か、それが問題だ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/countdown/20090930_318300.html

【PC Watch】 パナソニック、新Let'snoteの高性能と長時間駆動をアピール
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090929_318217.html

【PC Watch】 パナソニック、Windows 7搭載の「Let'snote F8/R8」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090929_315703.html

【PC Watch】 パナソニック、16時間駆動の新シリーズ「Let'snote S8/N8」 ~通常電圧版のCore 2 Duo P8700、12.1型ワイド液晶搭載
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090929_315692.html

【Hothotレビュー】 パナソニック「Let'snote CF-N8」 ~通常電圧版Core 2 Duoを採用した12.1型WXGAモバイル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20090929_318096.html

パナソニック、WiMAXモジュール標準搭載のノートパソコン - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20090929_318229.html

パナソニック、Windows 7搭載の「Let'snote F8/R8」 -BB Watch
http://bb.watch.impress.co.jp/docs/news/20090929_318209.html

パナソニック、16時間駆動の新シリーズ「Let'snote S8/N8」 -BB Watch
http://bb.watch.impress.co.jp/docs/news/20090929_318204.html

重さ1.32kg、16時間駆動の光学ドライブ付きLet's note--パナソニック、冬モデルを発表:ニュース - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20400744,00.htm

パナソニック、Windows 7を搭載した「Let's note」を発表 - ニュース:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090930/338058/

パナソニック、Windows 7を搭載した「Let's note」を発表:ニュース
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20090929/1019007/

【戸田覚の最速レビュー】本命Let's noteが驚異のフルモデルチェンジ! なんと16時間駆動で速度も大幅アップ!!:Windows 7パソコン購入ガイド 2009年冬版
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20090924/1018850/

高性能CPUを搭載した「本物」のモバイルに――Let's note発表会:ニュース
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20090929/1018968/

【CEATEC】Windows 7搭載の新レッツノートをいち早く試せる――次世代コンピューティングパビリオン:ニュース
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20091009/1019340/

価格.com - パナソニック、「Let'snote」09年冬モデル発表
http://news.kakaku.com/prdnews/cd=pc/ctcd=0020/id=8961/

価格.com - [PR企画] 新型Let'snote「S8」最速レビュー!
http://kakaku.com/article/pr/09/letsnotes8/

ASCII.jp:ワイドで高速、長時間駆動のLet'snote S8、N8登場!
http://ascii.jp/elem/000/000/463/463491/

【レポート】軽量、長時間、頑丈(タフ)、高性能のLet'snote冬モデル発表会 (1) パナソニック、軽量、長時間、頑丈(タフ)、高性能のLet'snote冬モデル発表会 | パソコン | マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/09/30/letsnote/


パナソニック ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090929-2/jn090929-2.html
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090929-3/jn090929-3.html

パナソニック 製品情報
http://panasonic.jp/pc/products/f8h/
http://panasonic.jp/pc/products/s8h/
http://panasonic.jp/pc/products/n8h/
http://panasonic.jp/pc/products/r8h/


製品が来るのが楽しみだo(^_^)o


2009年10月26日追加

【PC Watch】 Let'snote S8/N8開発者インタビュー ~ハイパワーと16時間駆動を両立
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/other/20091027_323983.html

2009年10月22日木曜日

Windows7発売

2009年10月22日の今日、Windows 7が発売された。
開発に携わったWindows 7開発陣のみなさん、本当にお疲れ様。
これから何年かの間、Windows 7がパソコンの主流となって、業界を盛り上げてくれるだろう。

WindowsVistaは、要求されるマシンパワーの高さから不満のあるOSであった。しかし、その裏には多くの苦労を伴ったものであった。
それを解説したページがある。紹介したい。

Windows Vista 開発史 (IT-Pro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070130/259979/?ST=vista

Windows 7はWindows Vistaを洗練されたものと言われる。それはつまり、Windows 7はWindows Vistaの困難な開発の上に成り立ったものとも言える。
Windows Vistaの時代から開発に携わった人には、しばらくの間Windows Vistaのさんざんな評価に悩まされたことだろう。
でも、これからWindows 7が出たことで、おそらくWindows 7の安定性と良好なパフォーマンスから、Windows Vistaの悪評も薄れ、同時にWindows XPやWindows Vistaからの移行が大々的に始まるだろう。
そして、セキュリティサポートの意味でも、今回のWindows 7の意義は大きいはずだ。ユーザ側の移行、サポート側のセキュリティ対応は大変だろうが、数年後にWindows XPのサポートを打ち切れば、移行しない人間を除けば、ウイルス・ボット被害も在る程度少なくなるだろう。それに期待したい。

私も、Windows 7 Professinalがインストールされた、Let's NOTEを予約した。自作ショップでハードと一緒に購入したWindows VistaのアップグレードパスでWindows 7を取り寄せる手筈も整えた。
私の環境でも、Windows 7への移行の準備は始まっている。


Windows 7の時代へようこそ。
みなさんは、もうWindows 7への移行準備はできているか?
私はできている。
Windows XPは、セキュリティ面でかばいきれなくなる時代が来るぞ。
それまでに、Windows 7に来ることをお勧めする。

Windows 7、これから、よろしく。

2009年10月12日月曜日

やっと、写真撮影が終わり

市内の写真撮影がほぼ終わった…
いや、かなり大変だった。まさか、一週間もかかるとは思ってもいなかったから、もうくたびれた。しかも、筋肉痛と日焼けで…

しかし、一昨日の美保関で隠岐島前・島後を見た時は本当に感動したな。

今日の潜戸遊覧船とマリンパーク多古鼻はおもしろかった。

マリンパーク多古鼻
http://asokoi.shimanecho.jp/shisetsu/mp-takobana/

潜戸観光遊覧船
http://asokoi.shimanecho.jp/shisetsu/kukedokanko/


あと、「道の駅 本庄」の猫を投下!(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85%E6%9C%AC%E5%BA%84)

2009年10月7日水曜日

Hikichinサイトを作成中

今、松江市内を回って、写真をたくさん撮っています。
近日、私のサイトに掲載する予定です。

Hikichinサイト
http://sites.google.com/site/hikichin/

2009年10月1日木曜日

松江しんじ湖温泉の入浴施設

今日松江しんじ湖温泉にある「SKプラザ」の入浴施設に行ってきた。
一回400円なので、比較的気軽に入浴できる。
それに、浴場からは宍道湖が見える展望風呂で、眺めが良い。
施設自体は、すごいきれいでもないし、浴場等も広くないが、ここしばらく通っていて問題はないし苦にならない。個人的に気に入っている。

松江市近郊の人、観光で疲れて温泉でゆっくりしたい人にお勧めする。

施設内の駐車場が少ないかもしれないが、少し離れた所にも駐車するスペースがある。
また、市内のバスであれば、松江市営バスの「松江・福祉センター」「北循環線外・内回り(松江駅なら外回りが近い)」のバスと「ぐるっと松江レイクライン」のバスが使える。片道およそ、200円くらいの料金で行ける。

定休日は、第3・5日曜日なので、要注意。
受付は10:00~20:30。

SKプラザ
http://www.sanbg.com/skplaza/

地図

大きな地図で見る

てんてん手毬の隣の施設がSKプラザ。地図では「しまね社会保険センター」となっている所です(2009年4月に変わりました)。

2009年9月29日火曜日

Let's note 2009年冬モデル 発表

私は、Let's noteを古くから愛用している。
Let's noteの最大の利点は、比較的軽量で、かつ、バッテリ駆動時間がとても長いことだ。

実は、現在2007年夏モデルのCF-T5を使用しているが、発熱がひどい。これにはまいった。(しかも、一度修理に出したが、その後もLANを使うとブルー画面になるという…)

んで、さすがに買い換えを検討していて、冬モデルがどうなるかと待っていた。今日、発表があるとのことで、それを待ちわびていた。

そして、ようやく2009年冬モデルが出た。

プレスリリース: モバイルノートパソコン Let'snote 冬モデル発売
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090929-2/jn090929-2.html

【PC Watch】 パナソニック、16時間駆動の新シリーズ「Let'snote S8/N8」 ~通常電圧版のCore 2 Duo P8700、12.1型ワイド液晶搭載:
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090929_315692.html

【Hothotレビュー】 パナソニック「Let'snote CF-N8」 ~通常電圧版Core 2 Duoを採用した12.1型WXGAモバイル:
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20090929_318096.html

Let'snoteとNetbookは違うんです:Let'snote S8の強力な性能と驚異の駆動時間を"ちょっとだけ”試す (1/3) - ITmedia +D PC USER:
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0909/29/news051.html


駆動時間が16時間とある。実際はいろいろすると8時間くらいだろう。でも、十分。
購入したいのはNモデル。んで、重さを比較すると、CF-T5とCF-N8は、重さはほぼ同じくらいなのでOK。

発熱だが、Googleで検索するとCF-T5が常時75℃くらいで、MAX90℃らしい。どうりで熱い(>_<)
今度のCF-N8は負荷をかけて50℃くらいらしい。これなら使いたくなる。

あとは、いつ買い換えるかだな。

自分の用途(小説を書いたり、Webの巡回)としては、前のCF-T7でも悪くないが、いかんせん、OSがWindows Vistaなのは気にくわない。それより、Windows 7にして、セキュリティ対策しておく方が個人的には安心だ。長くつきあいたいので、とりあえず、値段が落ち着いたところで買いたい所だ。

2009年9月27日日曜日

Thunderbirdは良い

前回はメインのノートパソコンのメールソフトを「Thunderbird」に変更したのだが、先日、自宅のメールソフトも「Thunderbird」に変更した。
「Thunderbird」の迷惑メール対策はとても良い。一部、迷惑メール行きにならないものがあるが、正しいメールが迷惑メール行きになることはない。とても安心して使える。
良いメールソフトを作ってくれた「Mozilla Thunderbird」開発チームに感謝したい。ありがとう。

私のThunderbirdでは、下記のアドインを入れている
  • Lightning(カレンダーソフト・Googleカレンダーとの連携)
  • Provider for Google Calendar(Googleカレンダーとの連携に必要)
  • ImportExportTools(メールのインポート・エクスポートツール)
  • MinimizeToTray(Thunderbirdを最小化時にアイコントレイに収める)

あと、下記の修正をした。
  • シグネチャファイル(****.txt)を作成した。
  • プルダウンメニュー「表示(V)」→「メッセージの表示形式(B)」→「プレーンテキスト(P)」にして、HTML形式の表示をしないようにした。
  • プルダウンメニュー「ツール(T)」→「オプション(O)」で設定
    「表示」→「書式」→「配色」で、文字色「白」、背景色「黒」として、メール内容を黒ベースの表示にする。
    「詳細」→「ネットワークとディスク領域」→「ディスク領域」のチェックマークを付ける。
  • 「Lightning」の設定
    「ツール」から「カレンダー」に切り替え
    「カレンダー」で右クリックし、ポップアップメニューの「新しいカレンダー」→「ネットワークのサーバに保存する」→「Googleカレンダー」とする。場所には「Googleカレンダー」の「設定」の「カレンダー」→カレンダーのメールアドレス→「カレンダーのアドレス」の「XML」のURLを設定する。
  • 「アカウント設定」で設定
    「メッセージに次の署名を挿入する」で、シグネチャを設定する。
    「送信(SMTP)サーバ」を設定する。
    「サーバ設定」-「サーバ設定」の「新着メッセージがないか起動時に確認する」「新着メッセージがないか**分ごとに確認する」「新着メッセージを自動的にダウンロードする」「ダウンロード後もサーバにメッセージを残す」にチェックマークを付ける。
    メインマシンであれば「ダウンロードしてから**日以上経過したメッセージは削除する」にチェックを入れる。
    「編集とアドレス入力」の「編集」の「HTML形式でメッセージを編集する」からチェックマークを外す。
    「迷惑メールフィルタの設定」の「迷惑メールと判断された受信メッセージを次のフォルダに移動する」にチェックマークを付ける

結構、いろいろ設定している。
これは、初心者に対して、なかなかお勧めしづらい点があるが、逆に知らないからこそ設定してほしい項目だと思う。
特に、迷惑メール対策を有効にするアカウント設定はしてほしい。

あと、メールのフォルダペイン等の色の設定が課題として残っているが、わかり次第公開したいと思う。あるいは、次のThunderbird 3.0に搭載されるかもしれないが、新機能にあがっていないので、期待はしないけどオプションで設定できるのを望む。


更新1:「Stylish」アドオンを使うと、色の指定ができるようである。ただし、このアドオンの対応がThunderbird 3.0a~なので、しばらく待つことにする。


更新2:「MR Tech Toolkit」をインストールして、色指定ができるようにした。
userChrome.cssの内容
--------------------
/* フォルダペインの色 */
#folderTree treechildren{
color: #fefefe;
background-color: #000000;
}


/* スレッドペインの色 */
#threadTree treechildren{
color: #fefefe;
background-color: #000000;
}
--------------------

2009年9月26日土曜日

東海道新幹線は根本的改修が必要

連休中、東京に行く機会があった。
その際に、新幹線で東海道山陽新幹線に乗ったが、東海道新幹線部分と山陽新幹線部分で乗り心地が大きく違うのに気がついた。
東海道部分の揺れ(こまかな「カタカタ」)がひどいのである。

東海道新幹線と山陽新幹線では、新幹線の運行本数の違いがあるから、夏休み後・連休中であるということであり、線路が痛んでいるのかもしれないが、それにしても揺れがすごかった。
東海道新幹線は、世界初の高速鉄道である。その線路は50Tレールから60kgレールに変えるなど、いくつか細かな変化はしているが、基本は在来線の延長戦である「バラスト軌道」である。
「バラスト軌道」は、日々の保守メンテナンスが良くないと、乗り心地が悪くなっていく。
やはり、「スラブ軌道」にすべきだろう。

あと、下記のことから根本的改修の必要性を感じる
  • 豪雪になると、関ヶ原の雪に悩まされるので、雪害対策のため路盤を痛めないで雪害対策ができるスラブ軌道が有利
  • バラスト軌道をスラブ軌道に変更するための保守費用低減
  • カーブや線路の上下が多いため、根本的にルート選定・高架部分等の高低差をすること(カーブの減速と上下運動を少なくすることで乗り心地を良くし、高速化に結びつける。当然、用地買収という高いハードルがある)
他にも、高架自体の補強など、様々な改修が必要と思うが、それらについては割愛する。
これらの補強によって、新幹線はさらに数十年活躍できるだろうし、高速化も可能だろう。
改修に際し、工事を請ける会社には、改修にかかる時間を短縮するための技術革新をさらに進めてほしいと思う。それは、お客様に対して、工事で運転停止することによる損害をできる限り抑えるために必要なことだ。

当然、新大阪-東京間に中央リニア新幹線が開通した時点で、新幹線の立ち位置が変わってくるだろう。もしかすると、今ではナンセンスな「貨物電車」が走るかもしれない。

2009年9月19日土曜日

メールソフトを変える

今までシェアウェアのメールソフトを使ってきたが、ここに来てメールソフトを「Thunderbird」に変えることを決意した。
理由は「迷惑メール対策」である。
何年か前であれば、ウイルス対策ソフト側でシェアウェアに対しても迷惑メール検出機能があったが、それがなくなった。代わりのものがその後プラグインとしてあったので、それを使っていたが、それも、年払いのシェアウェアになった。

ウイルス対策・迷惑メール対策には大変な労力がかかるのは想像できる。だから、お金を出すことについては、理論的には間違っていないと思うのに、私にはそれが耐えられなかった。それは金銭的にきつくなってきたからだ。

では、他に迷惑メール対策が行われているメールソフトがないかということで、まず考えたのが「Thunderbird」だった。
「Thunderbird」には迷惑メール対策の機能があった。その結果、私は「Thunderbird」に移行することを決意した。

「Thunderbird」には「Lightning」と呼ばれるスケジュール管理アドインがある。「Provider for Google Calender」アドインと一緒に使うことで、「新規のスケジュール」-「ネットワーク上」のGoogleカレンダーの設定画面にある「XML」のアドレスを指定することで、スケジュールもできる。
これで、「Outlook」の代わりに使えそうである。

「Outlook Express」や「Windowsメール」を使わず、シェアウェアのメールソフトには本当にお世話になったが、ここに来て限界のようだ。いままで、ありがとう。
そして「Mozilla Thunderbird」、これからよろしく。

2009年9月18日金曜日

お好み焼き「葵」

松江のお好み焼き屋さん、「葵」に行った。
豚玉めんお好み焼きで麺ダブルで食べたら、おなかいっぱい。おいしかった!



http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF8&ll=35.454288,133.050702&spn=0.002696,0.003449&z=18

2009年9月15日火曜日

OpenOffice.orgのImpressを試してみた

お金がないので「Microsoft Office PowerPoint」が手元にない。
現在、無職の状態なので、無理して「PowerPoint」を購入することは、自爆行為である。

どうすればいいかということで、真っ先に思いついたのが、「OpenOffice.org」に添付している「Impress」を使うことだった。

試しに、「Impress」の使い方を解説してあるページを参考に作ってみた。簡単にプレゼンのページが作れた。これは嬉しい。
難点は、やはりテンプレートの少なさだ。

あと、「Microsoft Office PowerPoint」を使っていないので、比較して評価していない。メーカーが時間をかけて作った物なので、機能もあり使いやすいだろうが、フリーで自由に使える「Impress」も使用する候補にあげてもいいかもしれないのではないか。


オープンソースのオフィス・ソフトを使いこなそう - OpenOffice.org入門:ITpro:
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060511/237678/

OpenOffice.org(日本語サイト)
http://ja.openoffice.org/

Googleのサービスは便利だ

今朝、いろいろとGoogleのサービスを試してみた。
Googleドキュメントはすでに使っていて、なかなか使えると思っていた。

今日使ってみたのは、「Googleカレンダー」「Googleサイト」だ。

まさか、Googleサイトを使ってホームページが作れるとは思わなかったので助かる。というか、自宅のページが閉鎖できる(ぉ…しかし、セキュリティホールを使うため、気をつけないといけないから、心配事が減るので嬉しいが)
添付ファイルで、ファイルのアップロードもできるし、CGIを使わなければ、静的ページの作成には重宝しそうだ。

Googleカレンダーは、確かになかなか便利そうだ。
予定を記入してメール送信ができるので、携帯電話でカレンダーを管理する手間が多少省けそうである。
ただ、gmailから携帯電話にメールを転送する必要があるが…

それから、Googleのサービス自体がとても便利である。
特に、Googleサーバに内容を保存しているので、パソコンが違っても同じ内容が見られるので、その点がとても嬉しい。
たとえば、ドキュメントをGoogleサーバに保存しておけば、他のパソコンからも内容の閲覧・編集ができるので、パソコンへの依存度が低くなる点がとても嬉しい。これはパソコンを買い換えても、ソフト自体を購入することなく継続できるという点で、とても有意義である。(もちろん、プライベートな個人情報や企業の機密情報をアップロードしては困るのだが)
アプリケーションがサーバに依存するのは、データ共有で有意義であるという利点とともに、アプリケーションの反応速度・自由度が損なわれるという欠点もある。これは相反する。しかし、現状で十分満足できそうだ。

これからも、このサービスが終わることなく、継続して運営してもらえれば何も言うことはない。

Googleサービス一覧
http://www.google.co.jp/intl/ja/options/

Googleサイト
http://sites.google.com/?hl=ja

Googleカレンダー
http://www.google.com/calendar/render

Googleメール
http://mail.google.com/mail/?hl=ja

Googleドキュメント
http://docs.google.com/

2009年9月9日水曜日

松江テルサ ドームシアター

今日、初めて松江テルサの7Fにあるプラネタリウム、ドームシアターに行ってきた。
9月に入ったとのことで、秋の天体についての上映だった。
内容はとてもよかった。
物理の話、歴史の話など、ストーリー的によくまとめられていた。
登場キャラクターも、子供から大人まで幅広く受けいけられる内容だった。

欠点としては、人が毎回話をしているのではなく、録画・録音したものを上演しているので、いつも来ると飽きる可能性が高いところだろうか。

時々、星のことについて話を聞きたくなった場合、身近な松江テルサで見るのもいいかと思った。
まだ見ていない人にはお勧めである。

外部リンク

松江テルサ
http://www.sanbg.com/terrsa/

松江テルサ 7F ドームシアター
http://www.sanbg.com/terrsa/guide/theater.html

2009年8月19日水曜日

PS3が安価に

PlayStaytion3が安くなるらしい。
PlayStaytion3自体はあまりプレイするつもりはないが、Blu-ray Discプレーヤーがほしかったから、興味を持っている。…て、本末転倒だΣ( ̄□ ̄)

SCE、29,980円の薄型「新PlayStation 3」を9月3日発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090819_309300.html

ブログ開設~

まず、今日からブログを開設です。
よろしくm(_ _)m