2010年4月7日水曜日

性教育後進国の日本と、東京都の青少年健全育成条例

まだ、議事録を読んでいるだが、読み進めていると、どうしても未成年の女子の援助交際(売春)や未成年男子が買春に手を出す行為など、携帯電話を使った未成年の性の乱れの議論が飛び交っているのが目立つ。

では、携帯電話のフィルタリングでこれを抑えられるのか。非実在青少年を未成年に見せないで済むのか。
あきらかに逆効果だと思う。

なぜ、未成年の男女が売春(援助交際)・買春に走るかと言えば、携帯電話という手段がある・雑誌や友達等から知識を得る・お金が欲しいの他に理由がある。
生き物として「性欲」あるいは「性について関心がある」からだ。それは「子孫を残す」という大切な欲求だ。
これを抑え込むのは、とてもストレスがかかることだし、扱いを誤ると性犯罪に向かってしまう。
今回の青少年健全育成条例は、誤りの方向へ向かいかねない危険な要素を感じられて仕方がない。

フェミニストには、「ポルノは女性を道具としてみている」と言って、ポルノそのものを撲滅を目指す動きがあるが、とんでもないと思っている。ポルノは上品とは言わなくとも、少なくとも男性には必要なものだと思う。なくなれば、男性の性欲のはけ口がどこに行くかというば、それは女性自身であり、強姦の数がどれだけ増えるか、想像するのも怖い。
逆に、性処理をきちんと行える環境があり、男女の恋愛や避妊の仕方を含めた性教育を子供に教える環境があれば、今よりもっと性犯罪は減ると思うし、援助交際や未成年の買春も減ると思う。(中途半端に性教育をすると、売買春は増えると思う)

さらに、フェミニストやポルノ・不健全図書を取り締まる人に問いたい。
本当に好きな人を腕に抱いたことはあるだろうか。そのとき、相手のぬくもりを腕に、胸に感じなかっただろうか。その相手をもっと感じたいと思わなかっただろうか。
なら、キスもしたくなるし、セックスもしたくなる。
僕の元彼女(20代)は、会うとキスしあったり、彼女からセックスしたいと言ったこともあるし、できたら僕の子供がほしいとまで言った。大人がそう思うように、青少年だってそう思って不自然ではないだろうか。
逆に、好きな人がいないときは、特に男は寂しく思う。その時はポルノなどで慰めたりする。
そういった人の気持ちを察してあげて欲しいと願っている。

もちろん、精神に傷を負わせるような行為はあってはならないことが前提である。

このようなことを考えながら、さらに東京都青少年問題協議会議事録を読み進めていこうと思う。

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