2010年1月27日水曜日

JR東海のアメリカへの売り込みに思う

JR東海がアメリカの7区画に絞って新幹線とリニアモーターカーの売り込みを行うと発表があった。

リニアモーターカーについては、国鉄時代の負債の問題や環境への考慮と国とのやりとりの問題で、国内での実運用は2025年となっている。それも、東京-名古屋間だ。新大阪へは2045年とさらに先。
新大阪への開通を早くできないだろうか。こういったときに、なんらかの補助をしてあげられないだろうか。
このままでは、リニアモーターカーの開通が、国内よりも海外の方が先になってしまいそうだ。

JR東海の葛西社長は、今が海外進出の時期だと決断したのだろう。現在の日本の鉄道技術は追い風だ。正しい判断だと思う。
台湾は少々苦い経験だったが、現在は資金面以外順調だ。人の流れは完全にシフトした。
中国も日本の技術といえないのが辛い。
英国は成功だ。このまま安全・無事故に進んでほしい。
ベトナムは受注がとれた。

国内技術の流出という怖さはある。でも、既に中国や英国に日本の新幹線技術は進出している。ならば、保守的になるより積極策に出た方がいい。
国内の新幹線技術を海外に積極的に輸出し、アピールしてほしい。その中で、海外でも信頼を得て、かつ、特許を握ることができれば最高だ。

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