2011年3月27日日曜日

Adobe Reader Xの保護モードを有効にするため、アンチウイルスソフトを設定、または、保護モードを無効に

「Adobe Reader 9」から「Adobe Reader X」にバージョンアップしたのだが、ファイル管理ソフトで、特定フォルダのPDFファイルを開くときに、「システム設定に問題があるのでAdobe Readerを保護モードで開けません。保護モードを無効にしてAdobe Readerを開きますか?」と表示されるようになった。
ファイル管理ソフトのせいかと思ったが、再度検索をかけたところ、どうもウイルス対策ソフトとの絡みらしいことがわかった。
現在自分で使っているウイルス対策ソフトは「ウイルスバスター2011」である。
対処方法は2つ。

  • 保護モードを無効にして、Adobe Readerを開くことをデフォルトにする
  • ウイルス対策ソフトの監視対象から「C:\Program Files\Adobe\Reader 10.0\Reader\AcroRd32.exe」を外す

前者の場合、Adobe Reader Xに脆弱性があった場合、Adobe Reader X側では保護されず、ウイルス対策ソフトの監視に頼る・代替ソフトを使うなどの対応が必須となる。
後者であれば、Adobe Reader X側の保護モードで動作するので、多少の脆弱性であれば、問題ないはずである。ただし、「Adobe側の想定を越えた脆弱性を突くもの」「Adobe Reader X本体にウイルスが感染する可能性」について、一部不安がある。
また、keyringPDFプロテクトのため、必然的に保護モードを無効にする必要があるケースが存在する。

解決方法は2つあるので、自分の環境に合わせた対応をしてほしい。

なお、保護モードを無効にする方法は、Adobeのサイトに掲載されているので、一時ソースとして、そちらを参照してほしい。

保護モードのトラブルシューティング(Windows 版 Adobe Reader X)
http://kb2.adobe.com/jp/cps/880/cpsid_88069.html

 

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