2011年9月17日土曜日

子どもは恋愛をする。そして、現実にエッチなことをする子だっている。

6歳未満の子どもだって、異性に興味は持つ。テレビで、幼稚園児の女の子が男の子にキスしてるの見たことあるし。少なくとも、好きな子に対してならスキンシップくらい、積極的にしたがるだろうね。
つまり、恋愛対象となる相手とは、積極的にスキンシップをとりたいと思うのが自然だと思う。その程度は、手をつなぐとか、キスをするとか、抱き合うとか…
それが、第二次性徴期に入ると、スキンシップの中にエッチなことが加わるということになるのではないだろうか。思春期を過ぎれば、胸が大きくなったり、性器に興味を持ったりって普通のこと。ならば、(特に思春期を迎えた子どもで)エッチなことをする子どもがいても不思議ではない。

僕の考えは、高校生は身体的にほぼすべての子どもが第二次性徴期を過ぎてるんだから、エッチするくらいかまわないと思う。否定する理由があるとすれば、学業に邪魔な妊娠をするなというのだと思うが。もしかして、恋愛自体も否定したいのだろうか…
中学生くらいでも、やる子はやると思う。特に男の子は反抗するだろうし。この現実を無視して抑え込めば、非行少年を増やすだけだろう。特に女の子はそうだが、男の子だって、ほとんどは好みの相手じゃないとエッチなことはしたがらないはず。
小学生以下はさすがにやるべきではないと思う。実際は個人差があるけど、身体的に未発達で、特に性器を傷つけたりするから。
しかし、こういった身体的な問題以外に、性に関する知識をきちんと身につけていないと、望まない妊娠・性病感染など、恋愛を壊してしまったり、家族等の人間関係問題になったりする。避妊の方法等を現在の教育で学べないのは誠に残念である。
身体的な理由から考えれば、性交同意年齢の13歳という区切りは、とても絶妙であると考える。

「18歳未満の子どもはエッチなことは絶対しちゃいけない」というなら、罪を背負う子どもがどんどん増える。法律等で取り締まれば、少年院・刑務所につれていかれる。不幸な子どもを増やすだけ。罪人の意識をもった子どもはどんな思いで生きていく?子どもをどうしたいのか考えたか?
「子どもが妊娠すること」は現在の日本の社会において、子ども自身・家庭に対して周囲から偏見を持たれるなど、望ましくないのは正しいが、昔から中学生以上ならエッチなことをした子どもはたくさんいる。小学校高学年の子どももいるかもしれない。
しかし、子どもは恋愛をする。スキンシップをする。なら、思春期を過ぎれば、エッチなことをする子どもが(正しい・正しくないに関わらず)出るのは当たり前だ。必要なのは「子どもが妊娠しない・性病に感染しない」など、当事者に被害をもたらさない環境作りだ。
その最も大切な性教育問題が立ち後れているのは非常に残念なこと。ピル等を使った避妊のしかた、血液検査などの性病検査とコンドームなどの性病予防を勉強しないといけないと思う。

恋愛は心を磨くよ。相手が好きになったら、相手のために自分を鍛えようとするから。どんな恋愛文学なんかにかなわない、「現実」のストーリーの中にしかない感覚が、そこにあるんだから。
恋愛は、エッチだけじゃないけど、エッチなことだって含まれる。エッチなことから目を背けて「エッチなんてありえない」で済まそうとする人は、単に現実逃避したいだけなんだろうな。
その恋愛で、エッチなことをした結果、子ども自身が傷ついたり、家庭で混乱を起こしたり、周囲から偏見の目で見られるなど、子ども達を取り巻く環境が悪い方向に向かわないように、性教育の充実など、社会環境を整備することが大切だと思う。

人は、いつまでも恋愛をする権利がある。たとえ、子どもでも。